楽しいハードディスクの交換 2000.07.04


【手順1】

まずは作業し易いように本体を出す.

この時,絶好のチャンスなので,
内部の埃や,接触部の再チェック!

ネジの緩みなども調べましょう.

特に,内部のケーブル類は丁寧に.
【手順2】

本体からHDDユニットを取り出します.

平べったいケーブルがIDEケーブル.

先っちょにプラスチックのソケットが2つ
付いています.

ケーブル先端のソケットが1台目のHDD
に繋ぐためのもの.
その手前(ケーブルの途中)にあるのが,
2台目のHDDに繋ぐためのソケットです.

ソケット2つあるからどちらでもいいという
訳ではありません.

電源の白いソケットはどれを使っても
かまいませんが,向きがありますので
これも注意
形状が違うので逆向きには入りませんが
【手順3】

古いHDDの取り外し.

この時,IDEケーブルは,決して線を持って
引っ張って抜かないこと!!

ペンチなどでソケットを優しく引っ張って
抜きます.

電源ケーブルは手で簡単に抜けます.

今回は1台目をそのまま置いておいて,
2台目のHDDを取り外しました.

ソフトで,1台目のHDDの中身を
ごっそり新しいHDDにコピーするためです.
【手順4】

絶対に忘れてはいけない作業がこれです.

写真には写ってませんが,HDDには,
自分が1台目なのか2台目なのかを判断
するためのピン設定が必要です.
大抵,HDD本体に設定が印刷されています
よく見て,2台目に設定.

ちなみに1台目は「マスタ」
2台目は「スレーブ」です.
【手順5】

新しいHDDをユニットに仮止め
(ビス4本で固定ですが,2本だけで止める)

ケーブルを差し込みます.

【手順6】

このままの状態で,一度PCを立ち上げます.
BIOSレベルで,新しい30GBのHDDが認識されているかどうかをチェックします.
前回BIOSをアップデートしたので,すんなり30GBを認識しました.
【手順6】

今回使用する「DriveCopy」の起動フロッピーを入れて再起動.
MS−DOSレベルで,HDDの中身をごっそりコピーしてくれます.
このとき,新しいHDDは買ったときのまま,初期化などする必要もありません.
パーティションも自動的に作ってくれます.
コピーが終わると,古いほうのHDDはそのままでは使用できません.
【手順7】

コピーが終了したら,再起動のメッセージが出ますが,ここで電源を切ります.
PC本体の電源ケーブルを抜きます.
古いHDDを取り外し,新しいHDDを1台目に設定し,ケーブルを挿します.
1台目なので,IDEケーブルの先端のソケットです.
HDD側のピン設定も忘れずに!
あとはユニットを内部にもどせば,完了です.